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1人で10年かけた成果は10人で1年かけた成果より優る

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自己破産か民事再生か?

知人の紹介で、

 

相談を聞いてほしい人がいるということで、

 

先日お会いしてきました。

 

相談内容は・・・

 

 

自己破産か民事再生か?

 

 

コロナ禍の影響でもう会社がどうにもならない状況で、

 

倒産、自己破産を考えているが、

 

悪いことをしてるようで自己破産するくらいなら、

 

民事再生法で再起したいと思っていると・・・

 

どうしても決断することができないようだった。

 

うーーーーん・・・

 

僕も同じように悩んだ経験があったな・・・

 

倒産自己破産

 

自己破産すれば、

 

今までの財産は没収され債権者に分配される上に、

 

これからの収入のめどもたたない。

 

倒産を悔やみ将来の事を悩み、

 

さらに倒産というプレッシャ-と恐怖に襲われる。

 

将来を悲観して生きていくのがイヤになり、

 

自殺する人も多い・・・

 

自己破産は暗い、悪い、人生の失敗者、

 

落伍者の烙印を押されたようなイメ-ジとして受け止められる。

 

オイラもそういう状況になった1人だ・・・

因果応報

倒産、自己破産の結果はそれまでに到る原因があって、

 

それに応じてどん底の時期が与えられた。

 

自分は「悪くない」と思い込んで、

 

誰かがあの時にあんな事をしたからこうなった、

 

と他人を責めていた。

 

しかし、この結果は必ず自分に原因があり、

 

その結果に応じて報われる。

 

因果応報

 

この言葉を知った時、

 

原因は自分にあったんだと素直に受け止められた。

 

受け止めるようになってから、

 

じゃあ、将来を良くする為にはどうすればいいのか、

 

という思考回路に変わり、

 

「過去の過ちは何だったのか」と考えた。

 

自分は選ばれた人間だ・・・

 

仕事は金儲けの為にやるもの・・・

 

会社の金は自分のもの・・・

 

虚栄心だらけで、いつの間にか周りの人を見下してしまった。

 

こんなことしていれば、会社が潰れるのも当たり前だ。

 

そして、お金の尊さを思い知らされた。

 

数千円を稼ぐことがこんなにも大変なことかと教えられたのが、

 

倒産後にやったガードマンや日雇いのアルバイトだった。

 

日雇いのバイト

 

汗を流して働いた給料がどれだけ有難いか、

 

質素な食事でも娘と一緒にいられることが、

 

どれだけ尊いことか・・・

 

自然に感謝の気持ちが心に宿った。

 

自己破産しなければ、

 

わからなかったような事が次々に起こり、

 

自分の中の「悪」が洗い流され、

 

再起に向け新たなる第一歩を踏み出せた。

 

感謝の気持ちで沸き起こる拍手

 

 

逆に踏み出せない人も大勢いる。

 

それは他責にして、

 

他人を怨んだり憎んだりで、

 

自分の過ちに気がついていない人。

 

刑務所に服役してる100%がこんな人だ。

 

自己破産後、再起に向けた一歩を踏み出すことができたけど、

 

人はそう簡単には変わることができない。

 

結果、脱税を犯してしまい刑務所に収監された。

 

俺って何やってんだろう・・・

 

刑務所に収監後は自分で自分を責め続ける日々が続いた。

 

刑務所に収監されて生きたについて学ぶ

 

 

そして改めて過去の自分を冷静になって振り返ることができた。

 

本人が有頂天になって突っ走っている時は、

 

周りの人も同じ気持ちでついてきてくれると思っていても、

 

実はそんなことないんだよね・・・

 

大半の人が俺の勢いに押されて、

 

仕方なしに従ってたりすることが多かったことに今さら気が付いた。

 

そして他人は冷ややかな目で眺めていたことに。。。

 

こういった構図に乗せられると間違いなく人生を誤ってしまう。

再起できるかは人が決めるのではない

知人の紹介で相談に来た人がこのタイプだった。

 

会社が今のような状況になったことを、

 

自分の責任ではなく他責化している人が、

 

民事再生法で会社が持ちこたえても、

 

必ずいつか倒産をする。

 

自分はナンボのもんじゃい!

 

だから言ってあげた。

 

「倒産、自己破産しなさい、じゃないと、もっと周りに迷惑をかけますよ」

 

って言っても、

 

分かっていなかった・・・

 

再起出来るかどうかは人が決めるのでなく、

 

自分自身が過去をどう反省して、

 

それを今後どう生かすかによって将来が決まる。

最悪な倒産、自己破産でも捉え方を変えれば、

 

良くなるための基となる。

 

 

 

基礎研究の分野では、

 

「1人の人が10年かけた成果は、10人の人が1年かけた成果に優る」

 

と言われるそうだ。

 

労働力だけに目を向けるなら、

 

1人の人間の10年分の労働力と、

 

10人の人間の労働力は同じだ。

 

でも、その成果は大きく違ってくる。

 

まだ誰も試みていない未知の分野をテーマとする基礎研究は、

 

全くゼロからスタートしなければならない。

 

前例がないから試行錯誤を重ねながら進めていくしかない。

 

しかし、そうやって何度も挫折を重ねていくうちに、

 

研究者自身の独自の知恵と工夫が生まれてくる。

 

そしてそれがやがて大きな成果に結びつく。

 

たとえ10人の人が手分けして1年間取り組んでも、

 

10年間取り組んで得た1人の人間の知恵やノウハウには敵わないというわけ。

 

失敗によって失うものではなく、

 

失敗によって得るものに目を向ける。

 

そして、それを自分独自の知恵に結びつけていくことが重要だ。

 

たった1,2年で成功したベンチャー企業より、

 

25年以上取り組んで、

 

倒産、自己破産、刑務所に収監された1人の人間の知恵に優るものはない。

 

これ、樋口流、

 

アフィリエイト基礎研究復活法と名付けようかな?(笑)

 

 

 
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