ブレイクスルーを生み出す能力
出所後、最初に購入した本。
ハイパワー・マーケティング
トップマーケターのジェイ・エイブラハムの代表作です。
2017年10月に新訳されて復刊された監修をしたのが、
小山竜央さんということもあり購入しました。
僕のYouTubeチャンネル「懲役社長」のチャンネル名を付けてくれたのが小山ということもあり、お世話になっている方です。
読んでいて興味深い記述があった
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1人の少年が下を向いて歩いていて、
ピカピカのペニー貨を見つけた。
それからというもの、
少年は、もっとお金は落ちていないかと、
下ばかり見ながら歩くようになった。
死ぬまでに、少年は1セント銅貨を387枚、
5セント62枚、10セント49枚、
25セント銀貨16枚、50セント2枚、
1ドル札6枚を拾った。
しめて、22ドル87セントだ。
拾ったお金は、タダで手に入れたものだ。
しかし、少年が見逃したものもある。
2万8742回の美しい夕日、虹、
子供の成長、鳥の飛ぶ姿、輝く太陽、
そして、周りの人の笑顔を見逃した。
と同時に100万ドル級のブレイクスルーも
数えきれないほど見逃したのだ。
財務上の仕事は重要である。
しかし、自分の時間全部を、
そんな細かいことばかり考えて無駄にしないでほしい。
ブレイクスルーを生み出すことを目指すのだ。
顔をあげ、目を見開き、心にギアを入れよう!
[ハイパワー・マーケティング より]
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頑張っている人ほど、目標があると思います。
「収入を増やしたい」
「もっとスキルを身に付けたい」
「あの人よりも大きくキャリアアップしたい」
そう強く願うからこそ頑張っているのですが、
現実は、日々目先のことに追われ、
1週間、1ヶ月、1年
……という月日があっという間に過ぎていってしまいます。
年初や年度初めに立てた目標を覚えていますか?
目標としていたことに近づいていますか?
確かに、目の前のことを頑張るのはとても重要です。
それによって得られる経験やスキルも上がります。
しかし、ただ毎日頑張っていれば、
人生うまくいくのか?というと、
そう簡単なものではありません。
他の大勢の人々も日々頑張って生きています。
では、「大きく成功している人たち」は
「頑張ってもなかなか上手くいかない人たち」
といったい何が違うのでしょうか?
ハイパワー・マーケティングの著者であり、
アメリカのトップマーケティングコンサルタントで、
世界中の企業経営者から業績向上のアドバイザーとして、
絶大なる人気を誇るカリスマ的な存在のジェイ・エイブラハム氏は、こう言っています。
「ビジネスや生活において、最大の成功と繁栄は、
ブレイクスルーを生み出す能力にある。
大きな成功を手にするための秘訣とは、ただ“頑張る”だけではなく、
“頭を使うこと”にある。」
日常の生活や、日々追われていることから少し離れてみて、考えてみる。
自答してみる。
今すでにあるルールや原則に囚われず、
外の業界や、違う分野での成功例を自分でも応用できないか、
と考えてみる。
というように“頭を使うこと”を常日頃から気を付けることで、
ブレイクスルーや発明につながるのかもしれません。
そしてこれがペニー貨を拾う「1人の少年」にならないポイントなのかもしれません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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