新しい時代のビジネス形態
10年ぶりに再読した本「カオス・シナリオ」
メッチャ新鮮だった。
10年前にデジタル革命でどんな世界に変わるのかワクワクした覚えがある。
10年前にオランダやスウェーデンが、
「インターネット」が「テレビ」を超え、
「新聞」に次ぐ広告費を占めるメディアの立ち位置を確保するなんて、
まさかそんな簡単に抜かれることはないだろうな・・・と思ってはいたが、
あっという間に抜かれてしまった。
そして イギリスでもインターネット広告費が、テレビ広告費を抜いて、
メディア最大の勢力を持つことになっている。
これはつまり、テレビ業界に流れていた潤沢な広告費が、
インターネット業界に流れてくることを10年前には分かっていた。。
大事なことはそこに膨大なビジネスチャンスがあるということだ。
Facebookが社名を「メタ」に変更したように、
現在「メタバース」というデジタル空間が注目されている。
Facebookは今後数年間はこの市場に100兆円以上のビジネスチャンスがあると予測している。
10年前の「カオス・シナリオ」では、
テレビで見る映像もインターネットで見る映像も変わらないと考えていた。
その10年後にはVODが普及し実際そうなっている。
インターネット世代が多くなればなるほどネットのメディアも大きくなっていくのだろうと思っていた。
当時、Facebookが伸びるだろうと思ってはいいたが、
その後、インスタも含めた各種SNSが台頭することで、
個人が発信できるメディアが普及し、
人間の行動や習慣も変わってきた。
人の行動や習慣が変わればビジネスの形態も変わる。
そして、その変化の中に、
新しいビジネスが生まれくる。
時代が変わり人が変われば
ビジネスも変わるというわけだ。
考えてみれば、携帯電話も30年前には影も形もなかったわけだが、
今や固定電話をはるかに凌ぐマーケットになっていたりするわけだ。
賢い人はこういった時代の変化を敏感に察知して、
時代に合わせてビジネスを展開していく。
時代にとり残されないように変化を意識してビジネスに取り組まないとね。
メタバースでもアダルト欲望産業がキラーコンテンツになることは、
過去の歴史を紐解いてみても間違いないことだね。
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